定番言語として多くの場で活用されている「Java」の後継とも言われ、注目度が高まっているプログラミング言語をご存じですか?
今回は、プログラミングの将来性を考える上でもぜひ知っておきたい「Scala」について、紹介していきます。
「Scala」とはいったい何なのか?
まずはScalaの概要と特徴を確認していきましょう。
Scala(スカラ)とは、「オブジェクト指向言語」と「関数型言語」、双方の機能を統合した関数型プログラミング言語です。
Javaプラットフォーム上で動作し、Java言語のライブラリのほとんどを簡潔に利用できることから「Javaの後継言語である」という見方がされ、徐々に広がりを見せています。
近年では、LinkedIn社やTwitter社など大手IT企業が開発に活用しているというニュースをはじめ、スイス銀行なども利用していることから、世界規模のヒットが予想されるとしてますます注目を集めています。
Javaとは異なる特徴とは?
「後継」という言葉に代表されるように、ScalaにはJavaに通ずる部分がありながらも、さらに進化を遂げた箇所があります。
特に顕著な特徴として挙げられるのが、プログラミングの所要時間です。
そのスピードはJavaの5分の1とも言われており、互換性を携えながらさらなる生産性の向上が期待できます。
さらに、チェック機能が充実しているためバグにも迅速に気づき、対応することができ、バグフィックスにおいても時間短縮できます。
Scalaが活躍する場面とは?
現在、Scalaを利用される案件は徐々に増えており、今後もさらに伸びていくと考えられています。
スマホアプリのゲーム開発、Webアプリ開発、ビッグデータ関連、アドテク関連などさまざまな案件において、Scalaが利用できるという知識は重宝されるでしょう。
活躍の場を広げていきたいプログラマーにとって、今もっとも習得すべき言語と言えそうです。
まとめ
プログラミングに着手しようと考えている人や、これからプログラマーとしてさらに活躍したい人にとって、Scalaは見落とせないプログラミング言語です。
長い目で、将来性もまだまだ開拓の余地があることから、早めに学習しておいて損はないのかもしれませんね。