PCと向き合う時間の長いITエンジニアに、コミュニケーション能力はあまり必要ないと感じていませんか?
実は、ITエンジニアだからこそコミュニケーション能力が求められる場面もあります。
具体的なシーンとその力について、まとめてみました。
求められている物を理解する力
「どんなシステムが求められているのか?」
「現在、どんな障害があり、どのように課題解決に努めるべきか?」
よりよいものを開発・運営していく上では上記のようなポイントを汲み取り、理解する力が不可欠です。
相互理解が不十分であれば、時間を費やして構築したシステムがまるで見当違いのものだった…というトラブルも起きかねません。
コミュニケーション不足は、どれほどの知識や技術があっても最大限活かせないという状況さえ招いてしまうのです。
チームワークを深めていく力
実際の作業中には対人よりも、対PCになる場面も多いもの。
それでもプログラマーやシステムエンジニアのあいだで、互いに協力を求め合うことも少なくありません。
一人ではやりきれないことをカバーしてもらったり、人に手助けを求められたりしたときには、協調性が鍵となります。
チームワークを深めることで、同じ作業でもこれまで以上に円滑に進められるようになるはずです。
しっかり考え、伝える力
自らの役割にしっかりと責任をとるためには、考えを主張する力も大切です。
「なぜこうしたのか?」「どうしてこうすべきか」を相手に理解してもらわなければならないためです。
口下手な人は、ビジネスメールの書き方を身に着け文面で整理するなど、落ち着いて伝えられる方法を探してみてください。
まとめ
ITエンジニアとしての仕事を円滑に進められていても、付随する人間関係がマイナス要素になるのは悲しいものです。
綿密なコミュニケーションによって、さらにストレスフリーな環境を実現してください。