平成28年4月1日に施行された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」。
女性活躍推進法とも呼ばれ、働き方のさらなる変革が予想されます。
IT業界から、女性の働き方にまつわる変革を紐解いていきましょう。
「女性の働き方」とは何か?
近年ますます求められる「女性にとって働きやすい環境」「女性の働き方」とは、具体的にどんなものでしょうか?
多くの女性が、結婚や出産を機に、職場を離れることを経験します。
子育てが生活の中心となれば他の社員と同じペースで働くことが難しく、子どもの急な体調不良や送り迎えで早退・欠勤を余儀なくされる場合もあります。
仕事という側面からは、突然業務を切り上げることを理解してもらえない場合もあり得ます。
子育てと仕事というどちらも放り出せない問題に挟まれた女性は、窮屈な思いをしてしまうのです。
女性にとって働きやすい環境を実現するためには?
一般企業のように、始業時間・終業時間・休日などが全社員共通で定められている場合、前述のような突然のトラブルにも対応しづらくなってしまいます。
女性活躍推進法により、規定の就業時間や休日・休暇に限らない特別措置が設けられれば、女性も無理なく働ける環境が実現されます。
これにより、結婚や出産などライフステージの変化により女性が働きづらくなったり、職場復帰したあと肩身の狭い思いをしたりという可能性がなくなるのです。
ITエンジニアと女性活躍推進法の関係性
さて、そんな女性の働き方とITエンジニアという職業はどのように関係しているのでしょうか。
プログラミングやWEBデザインの仕事は、データのやりとりや画面共有によって、離れた場所にいる相手とも協力できます。
在宅やサテライトオフィスでも十分に注力できるため、忙しい女性も空いた時間で業務に携われるのです。
サービス業など他の職種では難しい通勤ストレスの軽減が、IT業界では期待されているのです。
まとめ
ますます多様化を見せる社会では、現在のワークスタイルは近い将来まったく別物となっているかもしれませんね。
より働きやすい環境を実現するためにも、ITスキルの取得を視野に入れてみてはいかがでしょうか?